博物館の仕事をさぐれ
校種 教科 学年 時間数 教科書
小学校
総合的な学習の時間
3,4年
4時間
なし



ワークシート 教師用手引き その他の関連資料
授業の概要
子供たちが校外学習や調べ学習で利用する博物館には,様々な資料が展示されている。それら資料が,どのような仕事の段階を経て展示されたのかを調べる活動を通して,普通に見学したのでは分からない,博物館職員の仕事を知る内容である。また,博物館の専門家と交流し,インタビューの仕方や専門家が,どんな調査の方法や観察の仕方で資料から情報を引き出しているのかを知ることができる。
教科の目標
・博物館職員が,資料を展示するまでに,様々な調査活動によって,「いつ・何に使った・何と言うもの」といったことを明らかにしていることを,ワークシートに沿って調べることができる。
・博物館には,展示室で見ることができる以外に,物を集めたり,修理したり,記録したり,消毒したりといった仕事があることに気づくことができる。
情報教育の目標
新・情報教育目標リスト(2011)対応
A21-2-010:相手の話しを整理しながら聞く
A21-2-020:メモを見ながら、質問事項をインタビューする
A41-2-060:目的に応じた伝え方を考える
学習の流れ
○ワークシート1を利用し自分が調べる資料について分かる情報を書き出す。
○ワークシート2を利用し資料の情報がなぜ分かったのかを話し合う。
○ワークシート3を利用し博物館職員に質問する。
○博物館の資料が展示されるまでを絵に表そう
 
写真1【展示室ケースの中にどんな工夫があるか実際に見て見ます。】 写真2【体験させてもらいながら説明を聞きます。】
 
写真3【博物館の人に展示されるまでを質問。】  
step1

博物館を見学しよう(2時間)
○ワークシート1を利用し自分が調べる資料について分かる情報を書き出す。(1.5時間)
・博物館の展示室にある資料中から自分が調べる資料を見つけ,解説などから必要な情報をワークシートに書き出す。
・ワークシート1に書き出す情報の中で,展示室では分からない情報をパンフレットなどから調べ書き出す。
○ワークシート2を利用し資料の情報がなぜ分かったのかを話し合う。(0.5時間)
・ワークシート1に書き出した情報が,なぜ分かったのかを予想する。
・見ただけでは分からないことに気づき,どうしたら分かるのか予想したことをワークシート2に書き込む。
  写真1【展示室ケースの中にどんな工夫があるか実際に見て見ます。】
ワークシート1【博物館の資料を選ぼう】
ワークシート2【資料のことを予想しよう】
step2

博物館の人に聞いてみよう(1時間)
○ワークシート3を利用し博物館職員に質問する。
・ワークシート3の視点に沿って,資料ごとの質問項目を整理し,博物館職員に質問する。
・ワークシート2で予想したことと,博物館職員から聞いた答えを比較する。
・同じ質問を繰り返ししないように,友達の質問に対する答えの中で,自分たちの質問項目の答えがあったときには,ワークシートに答えを書き込む。
  :写真2【体験させてもらいながら説明を聞きます。】
ワークシート3【質問してみよう】
step3

○博物館の資料が展示されるまでを絵に表そう(1時間)
・ワークシート4を利用して,自分が調べた博物館資料が展示されるまでをまとめることができる。
・まとめたものを教室に掲示し,友だちのまとめたものと比較することができる。
  ワークシート4【資料が展示されるまで】
・この単元では,子供たちが,校外学習や調べ学習で利用する博物館に展示されている資料が,どんな段階を経て展示されているのか。あるいは,博物館の職員が普段どんな仕事をしているのかと言うことに疑問を持ち,それを,調べ,知らせたいと言う気持ちになることがポイントになります。そのため,博物館の職員と事前に十分連絡を取り,教師主導で調査活動をしたり,学習を進めたりすることの無いように留意し,子供たち自身が,知らせたいという気持ちになるようにしましょう。
・ ワークシートの配布や取材に持っていくものの準備などはできるだけ活動の前に行うようにし,調査時間や,活動時間が十分に確保できるように努めましょう。
・ 博物館での調査活動の際には,普段の見学では見ることのできない,収蔵庫や補修室・資料研究室等も見学させてもらうと子供たちは,なぜ,こんな部屋があるのだろうと言う疑問を持ち,見える部分以外にも仕事があることの気づきを促すことができます。学習の開始に当たっては,学習のねらいを博物館職員に事前にしっかり伝えるように心がけ,学習の展開も協議しながら進めると良いでしょう。
○この活動を通して,教師主導で取材活動をしたり,調べ活動をしたりすることの無いように留意し,活動していく中で,情報の収集の方法や,外部人材との接し方を学ぶことができるようにしたい。
○博物館の仕事を調べる活動を通して,外部人材との接し方や,取材のマナーを経験させたい。そのためには,事前に博物館職員の方と十分に連絡を取り,活動のねらいを協議したい。