「デジカメ de 4コマ・コマーシャル」
校種 教科 学年 時間数 教科書
小学校
総合的な学習の時間
5,6年
6時間



ワークシート 教師用手引き その他の関連資料
授業の概要
メディアからの様々な情報が複合して奔流するこれからの社会に生きていくために必須の能力であるといえる”メディアと主体的に関わろうとする力”を育成することを目的としている。この力を育成するためには,メディアの受信者だけでなく,発信者の体験が必要不可欠である。そこで,最小限のスキルと時間でねらいを達成するため,デジタルカメラを活用した4コマ・コマーシャル作りを題材として取り上げている。
教科の目標
コマーシャルの受信者と発信者となる経験を通し,情報には発信側の意図が含まれていることに気付き,メディアが提示するものをそのまま受け取るのではなく,自己の判断に基づいて主体的に読み解くことが大事であるという意識をもつことができる。
情報教育の目標
新・情報教育目標リスト(2011)対応
A21-3-030:情報機器を介して、情報をコンピュータに取り込む
A21-3-040:目的や視点を明確にして、情報を集めることができる
A31-3-030:集めた情報を整理・判断し、まとまりごとに小見出しをつける
C12-3-080:情報に含まれる発信者のメッセージ(主張や願い)を感じ取る
学習の流れ
○クイズ「これ何のコマーシャル?」に挑戦する。
○どの商品をどのように宣伝するか計画をたてる。
○計画にしたがって,コマーシャルを作成する。
○コマーシャルコンテストをする。
○コンテストの感想を聞き,話し合う。
 
写真1【コマーシャルの作例】 写真2【すてきな作品に投票しよう】
 
写真3【ゲストティーチャーのアドバイス】  
step1

【クイズ「これ,何のコマーシャル?」に挑戦しよう】
○クイズ「これ何のコマーシャル?」に挑戦しよう。(1時間)
・犬がどのように変わっているかを「クイズこれ何のコマーシャル?」(ワークシート1)を手がかりに考え,クイズに答える。
このスチームアイロンは本当にその様なことが可能かを考える。
  ワークシート1【クイズこれ何のコマーシャル?」
「このコマーシャルは本当だろうか」という問いは軽く扱い,実際にコマーシャルを作成した後で,「自分も同じように現実を構成している」と気付く伏線とする。
step2

【デジカメ・4コマコマーシャルを作ろう】
○どの商品をどのように宣伝するか計画を立てる。(1時間)
・4コマ・コマーシャルをデジタルカメラを活用して作ることを確認する。
・宣伝したい商品を選択する。
・「デジカメ4コマ・コマーシャル構成表」(ワークシート2)を活用し,どのように宣伝するか話し合う。
○計画にしたがって,コマーシャルを作成する。(2時間)
・デジタルカメラで撮影をする。
・撮影したものを構成表の上にのせ,効果的な画像提示の順番とコメントを工夫する。
  写真1【コマーシャルの作例】
ワークシート2【デジカメ4コマコマーシャル構成表】
step3

【コマーシャルコンテストをしてコマーシャルとのつきあい方を考えよう】
○コマーシャルコンテストをする。(1時間)
・グループ毎に,コマーシャルを発表する。
・「コマーシャルコンテスト」(ワークシート3)を活用して審査をし,買いたい商品ベスト1を選ぶ。
○コンテストの感想を聞き,話し合う。(1時間)
・ゲストティーチャーから,コンテストの感想を聞く。
・「コマーシャルとのつきあい方」(ワークシート4)を活用し,なぜ意外性を大切にしてしまうかを話し合う。
・これからコマーシャルとどのようにつき合っていったらいいと思うか考えを述べ合う。
  写真2【すてきな作品に投票しよう】
ワークシート3【コマーシャルコンテスト】
ワークシート4【コマーシャルとのつきあい方】
○情報には発信者の意図が含まれていることに気付かせる。
○自己の判断に基づいてメディアを主体的に読み解いていこうとすることが大事であることに気付かせる。
○製品により審査が左右されないように,家電製品を対象とする。
○審査員は家電の購買層である親に行ってもらうとよい。
○情報には意図が含まれていることに気付かせるためには,活動を客観視できる外部人材の感想が有効である。
感想例:あなた達は,アイロンのCMに”こんなことできるわけがない”と言っていたよね。でも,あなた達は今同じことをしていない?