「プレゼンコンペをやってみよう」
校種 教科 学年 時間数 教科書
小学校
総合的な学習の時間
5,6年
6時間
なし



ワークシート 教師用手引き その他の関連資料
授業の概要
「学区内にある公園のよさを一番魅力的に伝えるのはどのグループか」という題材でコンペ形式のプレゼンテーションを行い,自分たちが判断したよさを観客に積極的にアピールして表現する力を育てていく。公園で取材した内容を効果的に伝えるために,発表の流れを考えてまとめることに重点を置いている。コンペでは評価カードを元に相互評価を行うとともに自己評価も行い,改善点などに気付くことができるようにする。
教科の目標
○ 自分たちが判断したよさを積極的にアピールして表現することができる。
○現地調査やインタビューを行い,公園のよさについて情報を集めることができる。
○相手に効果的に伝わるように,順序を整えてプレゼンテーションを行うことができる。
○他のグループや自分のグループのプレゼンテーションを客観的に評価することができる。
情報教育の目標
新・情報教育目標リスト(2011)対応
A21-3-040:目的や視点を明確にして、情報を集めることができる
A32-3-080:いくつかの情報を比較して、必要(適切)な情報を判断する
A41-3-110:考えたことや自分の意図が相手に伝わりやすいよう話を組立てる
A42-3-030:発表する内容を吟味しながら、聞き手に伝わりやすいスライドを作成する
学習の流れ
○学区内で一番よいと思う公園を選び,よさについて現地調査やインタビューをする。
○よさが伝わるように順番を考えてプレゼンテーションを作る。
○効果的に伝えられるようにプレゼンテーションの練習を行う。
○プレゼンコンペ合戦を行う。○コンペを振り返り,自己評価を行う。
 
【よさが伝わるようにプレゼンテーションの順番を考えよう】 【プレゼンコンペ合戦】
step1

○学区内で一番よいと思う公園を考える。
・同じ公園を選んだ子供の中で3〜6人ずつのグループに分かれる。
○ 公園のよさを見つける。
・実際に公園に出かけ、現地調査をしたり、公園にいる人にインタビューをしたりして、よさを見つける。
・見つけたよさをデジタルカメラで撮影し、ワークシート「公園のよさを見つけよう!」に記入する。
  【よさが伝わるようにプレゼンテーションの順番を考えよう】
ワークシート1,デジタルカメラ
step2

○ よさが伝わるように順番を考えてプレゼンテーションを作る。
・見つけてきた公園のよさについて魅力的に感じる順に順位をつけ,伝える順番を考えてワークシート「プレゼンテーション設計図」に記入する。
・コンピュータに撮影してきた写真を取り込み,プレゼンテーションを作成する。
○効果的に伝えられるようにプレゼンテーションの練習を行う。
・一人ずつ担当する部分を決め,観客を意識して発表の練習をする。
・ワークシート「プレゼン名人虎の巻」の観点をもとにお互いにアドバイスしあう。
・プレゼンテーション全体の見やすさ・分かりやすさ・発表時間を振り返り、必要に応じて修正する。
  【よさが伝わるようにプレゼンテーションの順番を考えよう】
ワークシート2,ワークシート3,コンピュータ
step3

○プレゼンコンペ合戦!!
 ・自分たちがまとめた公園のよさを制限時間内にアピールする。
 ・観客は一つのグループが終わるたびにワークシート「評価カード」に記入する。
 ・コンペ終了後,挙手により一番魅力的に伝えたグループを判定する。その後評価カードを各チームに渡す。

○コンペを振り返り,自己評価を行う。
 ・もらった評価カードをもとに自分たちのプレゼンテーションの良かった点と改善すべき点をワークシート「自分たちのプレゼンを振り返ろう」に記入する。
 ・グループの中で自分が担当したプレゼンテーションの部分についても同様に自己評価する。
  【プレゼンコンペ合戦】
ワークシート4,ワークシート5,コンピュータ,プロジェクターストップウォッチ
○ 発表内容の流れを整理してまとめることが,相手に分かりやすく伝えるために大切なことに気付く。
○ プレゼンテーションの練習をする中でボディランゲージやアイコンタクト,話の間といった発表者としてのスキルを身につける。
○ 相互評価や自己評価から自分のプレゼンテーションを振り返り,改善点を見つけて今後の発表に生かそうとする。
○題材を変える場合の注意
 単に「好き」「嫌い」だけではなく,いくつものよさから判断して子供たちが選ぶことができる題材がよいでしょう。このような題材としては公園のほかにコンビニエンスストア,スポーツ,テレビゲームなどが考えられます。また,実践の最初の段階でコンペ終了後に最も評価が高かったグループの公園で学級集会をすると伝えておくなど,子供たちが意欲的に取り組むきっかけづくりも大切です。
○ステップ1では,現地調査やインタビューに出かける前に、安全面の指導やインタビュー時のマナー,時間配分について指導しておきましょう。
○ステップ2では,学級の人数や実態に応じて発表時間を設定して伝えておきましょう。
○ステップ3では,教師はコンペの司会と計時を行います。予鈴と本鈴を鳴らし、スムーズに進むようにしましょう。また,観客の態度も重要であるので,単元全体を通して,観客の聞く態度についても指導を重ねておきましょう。
○子供たちの相互評価の力を高めるために、コンペが終了するまでは、教師がプレゼンテーションの評価をしないようにしましょう。