No. 20: 変化する中国のくらし

◆ 校種 ◆
中学校
◆ 教科 ◆
社会
◆ 学年 ◆
2年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
世界一人口の多い中国の人口問題やその対策について教師の準備したディジタルコンテンツやWebページ、その他の資料等を活用しながらワークシートに整理する。その後、グループ内で情報交換しながら、中国の変化する人々のくらしについて考えをまとめる授業である。
本時の前後には、他の国々の人々のくらしについて学習している。

教科の目標
・世界一人口の多い中国の人口問題と対策について、また、急速に変化する人々のくらしについて調べ、自分なりにまとめることができる。
・ディジタルコンテンツやWebページ、統計資料等の様々な資料を活用し、ワークシートにまとめて、発表することができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A32-4-020: 複数の情報の、共通点や相違点を記述する〔行動〕
 ◆A32-4-030: 複数の情報やデータから見つけた傾向や規則性を、文章にまとめる〔判断〕
 ◆A31-4-020: 自分で観点を決めて情報を分類・整理する〔思考〕
 ◆A32-4-040: 集めた情報の信頼性を確かめるようにする〔態度〕

学習の流れ

【市内で見る一人っ子】

【ファーストフードの店】

導入
○既知の事実を想起し、課題をつかむ。
≪中国の人口問題や対策を調べて、中国のくらしの変化をまとめよう。≫
・中国について知っていることを発表することにより、中国の人口問題やその対策について学習を進めていくことを意識させる。
・さまざまなメディアを活用して調べるように助言したり、ワークシートにまとめるときの留意点を告げたりする。

展開
○中国の現代生活の概略を調べてまとめる。
・Webページ検索がうまくいかないペアがあれば助言する。
・インターネットだけに頼らず統計資料や地図帳も活用させる。

○変化する中国の人々の生活の様子を知る。
・ディジタルコンテンツ(動画)を提示することで、人口問題に対する興味・関心を高める。
・ディジタルコンテンツ(動画)を提示することにより、変化する中国のイメージを持つ。
・ディジタルコンテンツ(動画)から気の付いたことをワークシートにまとめる。 

まとめ
○ワークシートを基に情報交換し、自己評価と相互評価を進めることにより、各自変化する中国の人々のくらしをまとめることができる。 

実践のポイント
○さまざまなメディアを活用することにより、情報に対しての信頼性を吟味することが必要である。また、調べた情報を評価する場面を設定することにより、正しい情報かどうかを考え直すことが必要である。