No. 29: 電子メールの仕組みと特徴
◆ 校種 ◆
中学校
◆ 教科 ◆
技術家庭
◆ 学年 ◆
1年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆
授業の概要
電子メールのヘッダから電子メールの送られる仕組みを考えさせた後、動画コンテンツを用いて教師が説明を行う。同じ動画コンテンツを用い、各自の理解内容を確認後、相互に説明をし合うことで、電子メールが送られる仕組みへの理解を深める。
教科の目標
・電子メールの仕組みや特徴を理解する。
・効果的な利用法について考えながら電子メールを活用できるようになる。
情報教育目標リスト(2011年版)
◆
B31-4-010: インターネットの構成要素と、およその仕組みが分かる〔認識〕
◆
B31-4-020: 電子メールの送受信の仕組みを知る〔認識〕
◆
B31-5-090: 電子メールを送受信するときの情報の流れを図式的に理解する〔知識理解〕
学習の流れ
【電子メールが届くまで】
【メーリングリストの仕組み】
▼
導入
○電子メールがどのような仕組みで送られているのか、郵便と比較しながら考える。
≪電子メールの送られる仕組みを知ろう。≫
・電子メールソフトの操作について想起させる。
・電子メールソフトにないよう以外に何を入力しているか着目させる。
▼
展開
○プリントアウトした電子メールのヘッダ部分をワークシートに貼り、送った電子メールと受け取った電子メールに加わっているヘッダ内容に気付かせる。
○どのような経路で送られているのか考える。
○「メールが届くまで」の動画コンテンツを示し、電子メールが届くまでの経路を説明する
・電子メールのヘッダに記載されている内容を調べたり、コンテンツを閲覧することにより、ヘッダに電子メールに関する情報が記されていることを理解する。
・Receivedヘッダに着目させる。
○各自で動画コンテンツを閲覧し、理解内容を確認する。
○理解内容を明らかにするため、動画コンテンツを用いて生徒相互で説明し合う。
・電子メールの送受信ログを示し、電子メールソフトと電子メールサーバ間でやり取りが行われることで、電子メールが送られていることを補足説明する。
まとめ
○再度「メールが届くまで」の動画コンテンツを示し、テキストファイルが、サーバを経由して送られていることを押さえる。
○メーリングリストの仕組みについて簡単に触れる。
○次時は、電子メールの仕組みをふまえて、特徴と効果的な利用方法について考えることを知らせる。
実践のポイント
○生徒自身が互いにメールを送り、プリントアウトをする。また、動画コンテンツの再生操作を行う。そのため、これらの基本操作に慣れていると活動がスムーズに行われる。