No. 30: 日本と関係の深い国々

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
社会
◆ 学年 ◆
6年
◆ 時間数 ◆
1時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
日本と関係の深い国「大韓民国」、「中華人民共和国」、「アメリカ合衆国」に関する動画コンテンツを児童自身が操作しながら必要な情報を収集しながら課題解決を進め、それらの国々に対して関心をもたせる。次時以降は、それぞれの国々との結びつきや生活の様子について学習する。

教科の目標
・日本に経済や文化などの面で関係の深い3つの国に関する動画コンテンツから生活の様子や文化などの情報を読みとり、それに当てはまる国を選ぶ学習を通して、これから学習をする国々に関心をもつことができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A21-3-040: 目的や視点を明確にして、情報を集めることができる〔行動〕
 ◆A21-3-050: 他の情報と比較しながら、必要な情報を集めることができる〔行動〕
 ◆A51d3-010: 調べた結果から、新たな課題を見つける〔思考〕

学習の流れ

【ニューヨーク】

【ソウル】

【北京】

【韓国の交通】

【万里の長城】

導入
○日本に関係の深い国を想起させ、課題をつかむ。
≪日本に関係の深い3つの国(アメリカ・韓国・中国)の様子を調べ、国名を当てよう。≫
・ディジタルコンテンツを提示しながら課題を説明することにより、活動をイメージしやすくする。

展開
○3つの国の様子が分かるディジタルコンテンツから、それぞれの国の様子を調べる。
・ディジタルコンテンツには国名を記さず、ディジタルコンテンツの中からヒントになる情報をつかみ、国を予想させる。
・3つの国の様子に関して日本と似ているところや違うところにも注目させる。

○ディジタルコンテンツを提示しながら、国名とその根拠を発表する。
・ディジタルコンテンツの情報を整理しやすいようにワークシートを活用する。
・ディジタルコンテンツの国名を決める根拠となった情報を発表する。
・大型モニタを使用して,できるだけ全員に考えが分かるようにする。

まとめ
○児童の発表をもとに3つの国の様子をまとめる。
○どの国の何について詳しく調べたいかを各自で決める。

実践のポイント
○外国の様子に関して興味をもつ児童は多い。また、様々なメディアで児童は外国の様子について目にしている。そこで、児童が持っている既知の情報をもとに動画コンテンツを使い、調べ学習を進める。
○児童自身が動画コンテンツを操作する中で、その国に関する新たな発見や疑問が生まれ、次時からの学習課題に発展していく。