No. 50: 私の目・あなたの目で見つめて

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
総合的な学習の時間
◆ 学年 ◆
5,6年
◆ 時間数 ◆
8時間
◆ 教科書 ◆

授業の概要
本単元は、身近な異年齢の人々の生活を、それぞれの目の高さで見つめることを通して、互いの立場を認めながら日常生活を見直していこうとするものである。実際に地域の人々と関わりあって情報をえることで立場の違いや価値観の相違が理解できるようになると考えている。

教科の目標
小学校学習指導要領〔総則〕「総合的な学習の時間の取扱い」による

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A51a3-020: 課題に対して仮説を立てる〔行動〕
 ◆A51a3-050: 自分の意見を持ったり、課題を見つけたりする際に、他の人の意見も参考にする〔態度〕
 ◆A51d3-010: 調べた結果から、新たな課題を見つける〔思考〕

学習の流れ

話し合いから課題発見へ

募金で人の役に立とうとするグループ

1年生との合同給食を企画したグループ

STEP1
・お年寄りとふれあう                                    
・特別養護老人ホームを訪問し、お年寄りと交流する。

STEP2
・お年寄りとのふれあいビデオを見て、課題を見つける。    
・目の高さの違いが、思いや願いの違いであることに気づく。

STEP3
・立場の違う人々から情報を収集し、自分なりに役に立つためのプロジェクトを企画・実行する。            
・各プロジェクトからの実施報告会を開く。

まとめ
・同じ課題をもつ子どもとグループをつくり、情報交換しながらプロジェクトを実行する。
・インタビューによってプロジェクトが役立っているかどうか評価する。

実践のポイント
・VTRをみせることにより同じ場所が違って見えることに気づくようにする。
・活動の実行に際しての交渉には、教師も子どもと共に活動にあたる。