No. 6: 身近な生活について考えよう

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
国語
◆ 学年 ◆
5年
◆ 時間数 ◆
11時間
◆ 教科書 ◆
東京書籍

授業の概要
教材文「インスタント食品とわたしたちの生活」を読み、どんな理由で筆者がどんな考えをもったのかを読み取る。その際、段落同士の関係をつかみ、文章構成を十分に理解しながら読み取る。さらに、教材文を用いた学習を生かし、理由や根拠をはっきりさせて自分の考えを話すことに焦点を絞る。話題は、児童の身近な生活の中から取り上げ、意欲をもち楽しみながら話す力を育てる。

教科の目標
○理由や根拠をもとに筆者の考えを読み取る。
○身近な問題について、自分の考えを効果的に分かりやすく話す。
○メモをもとに発表したり、質問や意見を受けながら検討したりする

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A51c3-040: 事実と自分の考えを、区別して発表する〔行動〕
 ◆A41-3-110: 考えたことや自分の意図が相手に伝わりやすいよう話を組立てる〔思考〕
 ◆C12-4-050: 発信側の意図が含まれていることに気づく〔認識〕
 ◆A42-3-080: 要点をまとめて、質問できる〔行動〕

学習の流れ

文章構成を検討する

発表メモの作成

メモをもとに発表する

STEP1
○自分の考えを相手に伝えるための秘密を探る。
・文章構成を検討し、相手に分かりやすい構成を考える。

STEP2
○身近な問題について理由や根拠を明確にしたメモを作成する。
・身近な問題に話題を絞ると友達の考えと比較しながら検討しやすい。

STEP3
○メモをもとに自分の考えを発表したり、質問や意見を受けながら討論する。
・相手に分かりやすくなるような工夫を検討する。

実践のポイント
○説明文を活用し、自分の考えを分かりやすく相手に伝える工夫を探る。筆者の考えは何か、具体的にあげられていることは何か、事実は何か、等を把握した上で、文章構成を学ぶ。相手に分かりやすく伝えるための工夫を実際に自分で試し、相手に分かりやすく話す経験を積むことで、生きて働く力に結び付いていくと考える。
○話題を身近な問題に絞り、友達の考えを聞きながら自分の考えをまとめる活動が行いやすい。