No. 65: 自分史をつくり、新しい第一歩を!

◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
総合的な学習の時間
◆ 学年 ◆
5,6年
◆ 時間数 ◆
6時間
◆ 教科書 ◆
なし

授業の概要
小学校6年間や生まれてからの歩みをプレゼンにまとめ、クラスのみんなや保護者の前で発表する活動を行う。その目的や課題意識は、今までの自分をふり返り整理することでよりよい自分に出会ったり、自分のよさや個性をお互いに伝えあったりすることである。今までの自分の成長を実感することは、大きな自信となり、今後の活動に対する意欲が高まることを期待している。

教科の目標
自分の成長をふり返り、まとめたものを友達や保護者に見てもらって評価を受けることで、成就感を味わい、自信をもつことができる。

情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A21-3-040: 目的や視点を明確にして、情報を集めることができる〔行動〕
 ◆A41-3-040: 話の流れに沿った適切な写真やイラストを選択する〔行動〕
 ◆A42-3-040: プレゼンテーションの全体構成を考える〔思考〕
 ◆A42-3-070: 聞き手の反応を見ながら話す〔行動〕

学習の流れ

家から持ち寄った写真をコンピュータに取り込んでいる

写真を取り込み、ワークシートに貼り付けている

パワーポイントを使って、プレゼンを作成中

学習参観で、プレゼンしている子ども

学習参観で、友達のプレゼンを評価している子どもや保護者

STEP1
○家などから集めてきた写真や資料をデジタルカメラで撮影したりスキャナで取り込んだりする。
○ワークシートをもとに、写真の出来事の感想や書き込む。
写真1【家から持ち寄った写真をコンピュータに取り込んでいる。】
ワークシート1、ワークシートT1

STEP2
○写真を数枚選んで、プレゼンテーションを作る。
○発表の練習をする。
写真3【パワーポイントを使って、プレゼンを作成中】
ワークシート2、ワークシートT2

STEP3
○発表会を開く。
○友達や家族からの評価をもとに、これからの目当てを考える。
写真4【学習参観で、プレゼンしている子ども】
ワークシート3、ワークシートT3、ワークシート4、ワークシートT4

まとめ
○自分の成長をふり返り、まとめたものを友達や保護者に見てもらって評価を受けることで、成就感を味わい、自信をもつことができる。

実践のポイント
○前提とする学習経験
・デジタルカメラで撮影したことがある。
プレゼンテーションを作成したことがある。
・デジタルカメラを初めて手にしたり、プレゼンテーションが初めてであったりしても実践は可能ですが、時間がその分多くかかります。
○題材を変える場合の注意
・この題材は、1年間、場合によっては6年間をふり返り誰かに伝えることで、自分の成長を実感し自信につなげることを目的としており、5年生以下でも実践は可能です。