No. 8: 新聞記者になって伝えよう
◆ 校種 ◆
小学校
◆ 教科 ◆
国語
◆ 学年 ◆
5年
◆ 時間数 ◆
13時間
◆ 教科書 ◆
東京書籍
授業の概要
新聞記事を書く活動を通して、事実と感想・意見との書き方の違いを学習する。その際、読み手を明確に意識させ、記事の内容・表現方法・発行方法を主体的に考えられるようにする。
教科の目標
○身近な事柄について調べる・伝える活動に進んで取り組もうとしたり、友達の感想や意見を積極的に採り入れたりしようとする。
○読み手の状況を考えながら、自分たちの考えが伝わりやすい新聞にするための編集・発行計画を話し合う。
○文末表現や文章構成に着目して、事実と感想・意見とを区別しながら新聞記事を読んだり書いたりする。
○自分たちの考えを明確に表現するための文章構成を理解し、活用する。
情報教育目標リスト(2011年版)
◆
A22-3-050: スライドやポスターで、伝える内容に応じて、文字レイアウトを変更する〔技能〕
◆
A21-3-060: 目的を明確にしてインタビューする〔行動〕
◆
A31-3-030: 集めた情報を整理・判断し、まとまりごとに小見出しをつける〔行動〕
◆
A32-2-020: 分類・整理した情報を読み取り、分かったことを拾い出す〔行動〕
学習の流れ
企画会議をする。
記事内容を確かにするためにインタビュー取材をする。
記事内容を説明する画像を編集する。
STEP1
○新聞がどんなものか調べる。
・実際の新聞を持ち寄り、内容やレイアウトを調べる。
STEP2
○どんな新聞をつくるか考える。
・読み手を設定し、企画会議をする。
STEP3
○記事の取材をする。
・インタビューなど取材活動をする。
STEP4
○記事を書こう。
・事実と感想・意見との書き方の違いに注意して記事を書く。
STEP5
○新聞を発行しよう。
・清書をし、読み手に届ける。
実践のポイント
○新聞を配付したり、掲示板に掲示したりする。
○読み手の反応をアンケートで調べる。
○事実と考えとの書き方の違いをはっきり意識させる。記事内容を詳しくしたり、確かなものにしたりするための画像や引用のよさにも着目させる。