見て!わたしたちの学校を
概要
ねらい
情報活用のねらい
Step1:他の学校の人に教えたい、学校の自慢を見つけよう
Step2:学校の自慢をホームページにして世界に発信しよう
実践にあたっての留意点
子ども用ワークシート
教師用ワークシートガイド
ホームページテンプレート
情報教育目標リスト(2011年版)
 ◆A21-3-040:目的や視点を明確にして、情報を集めることができる〔行動〕
 ◆A31-2-020:言葉の意味を考えながら、情報を分類・整理(仲間分け)する〔認識〕
 ◆A42-3-010:コンピュータなどを使って、プレゼンテーションの資料を作る〔技能〕
 ◆A21-2-090:情報機器を利用して、写真に記録する〔体験〕
 ◆A41-2-060:目的に応じた伝え方を考える〔行動〕
 ◆A41-2-000:自分の考えを相手に分かるように表現する〔〕


子供たちの通 う学校には,それぞれに特徴がある。それらの特徴の中から,他の学校の人に自慢したいことを見つけ写 真に撮影する。そして,その写真を元に,どこがどう自慢できるのかを伝える文章を工夫しながらホームページを作成し,世界に向けて発信する。  学校の自慢を伝えるホームページを作成することによって,自分なりの視点で特徴をとらえたり,相手にわかりやすい表現を工夫したりできる内容である。
自分たちの通う学校の自慢を,自分なりの視点で見つけ,相手にわかりやすく伝えるよう表現できる。

自分の学校周辺を取材し、学校の特徴を表す被写 体を見つけて、デジタルカメラで撮影できる。
撮影した画像の中から、学校の自慢がよく伝わるような特徴の出ているものを選択できる。
学校の自慢を,画像と文章を使い,ホームページでわかりやすく伝えるための表現の仕方を工夫する。

自分たちの通 う学校の自慢を,自分なりの視点で見つけ,デジカメで撮影する。(2時間)

学校の施設、設備やそこで働く人々、学ぶ友達などから、他の学校に自慢できることを見つける。
撮影の場所や回る順番などをグループで話し合う。
自分なりに選んだ自慢の場所や人を、デジタルカメラで撮影する。


より特徴のある被写体はどれかを、考えながら撮影するために、一人あたりの撮影枚数を、子供の実態にあわせて制限しておくといいでしょう。

サッカーと野球が一緒にできる,広いグラウンドを写 そう。
学校の横を流れている,入って遊べる小川を写 そう。
去年できたばかりの,新しくて気持ちのいいプールを写 そう。

思い通りの場所を撮影するためには、最低でも、4人程度のグループに1台のデジカメが必要です。また、回る場所ごとにグループを編成するなど、効率よく撮影できるように配慮するといいでしょ

撮影してきた画像の中から,これが自慢だと思える画像を選ぶ。(0.5時間)

撮影してきた画像の中から,これが自慢だと思える画像を選んで,コンピュータに取り込む。
どんなところが自慢できると考えたかを、ワークシートに記入する。


それぞれのステップでは活動時間を目安として設定していますが、時間を有効に使うために、撮影が早く終わったグループからコンピュータへの取り込みを始めるようにしましょう。

グラウンドの広さがわかるように,隅から隅まで写 っている写真にしよう。
中庭の小川で水に入って笑っているところの写 真にしよう。
水がきらきら光っている新しいプールの写 真にしよう。

自分が撮影した学校の自慢を、ホームページにまとめる。(1.5時間)

自分が選んだ画像をテンプレートに貼り付ける。
ワークシートを基に、テンプレート上の説明枠に,どんなところが自慢できるかを書き入れる。

前提とする学習経験

デジカメで画像を集め,コンピュータに取り込んだ経験がある。
インターネットでホームページを見たことがある。

題材を変える場合の注意

この題材では,自分たちのくらしの中から,これが特徴だと思えるものを選択し,写 真に写すことや、どこに特徴を感じたかを説明することが目的になります。このような目的を持つ題材としては,以下のようなものが考えられます。

(例)「おもしろ看板大発見!」
身近にたくさんある,さまざまな看板の中から,思わず笑ってしまったり,ちょっと不思議に感じたりする看板を見つけ,写 真に撮る。文章で説明をつけ加え,ホームページ上で紹介する。

この教材は、ホームページ作りを初めて経験する子供を想定して考えました。そのため、テンプレートを用い、画像について的確な文章で表現することに主眼をおいています。表題の拡大や文字色の変更などの表現の工夫は、あえて取り扱わないようになっています。しかし、子供の実態に応じて工夫することには、問題はありません。