武家政治の始まり (武士の登場と活躍)
中学校 社会科 1年 1時間
●貴族の生活の華やかな様子を復習しながら武士のものと比較させる。(4時間)
●武士の登場の背景をまとめ、武士の「役割」について考える。(4時間)
●武士社会の特色をまとめ、700年ほど続いた武家社会の基礎を知る。(4時間)
●全体で12時間の単元のうち1時間目

  ●学習のねらい
・武士の生活と貴族の生活を比較しながら武士の勢力が台頭していくことを予想し、貴族としての生活を送った平氏が滅び、源氏が台頭していくことに気づく。

導 入
○平安時代の貴族の生活に見られたものをあげて下さい。
「寝殿造りの家」、「仮名文字」、「枕草子」や「源氏物語」「藤原氏の摂関政治」「荘園」「浄土の教え」
「おじゃる丸」「しゃく」「牛車」「十二単」「衣冠束帯」
・前時の平安時代の生活についてパネルや資料集を見ながら振り返る
展 開
○平安時代の食事と武士の食事をweb上で比較して、違いを見つけよう。
「平安時代は柔らかそうなものが多い」
「鎌倉時代の武士は肉や魚を食べている。」
「平安時代は迷信で食べていることが多い。」
「鎌倉時代には精進料理が広まった。」
・調べるページを2〜4程度にあらかじめ決めておく。
○長い間それぞれの食事をとり続けると、どんなふうになるでしょう。
「平安時代はかっけになったと書いてある。」「柔らかいものだから顎が発達しないかもしれない。」「肉を食べていると強い武士になれそう。」「甘いものを食べていると虫歯になりそう。お歯黒って聞いたことがある。」
・あらかじめ家庭科の先生か栄養士の先生にインタビューしておく。
まとめ
○迷信を信じ、好き嫌いの多かった貴族は、力だけでなく政治の面でもかなわなくなったことに気づき、まとめる。
○鎌倉時代と平安時代の食事について、あらかじめダウンロードしておき、すぐに比較できるようにしておく。

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