もののとけかた
小学校 理科 5年 2時間 東京書籍
●食塩の溶け方を観察して出された疑問を解決しよう。
●ものによって溶け方は違うか確かめよう。
●ものの溶ける量は、水の温度によって変わるか調べよう。
●全体で6時間の単元のうち3時間目と4時間目

  ●学習のねらい
・ものの溶け方に興味をもち、進んで観察したり、条件を変えながら溶け方を調べたりしようとする。
・ものの溶け方に対する疑問を解決するための実験方法を考える。
・とけるものや水の温度などの条件を変えながら、実験をし結果を記録する。
・もののとける量は、水の量や温度と関係があることとけるものによって違うこととを理解する。

  ●情報の活用
a3-010: 集めた情報を元に新しい情報を作り出すことができる
c3-010: 課題解決に必要な情報かどうか適切に判断する
d3-010: 目的を考え、情報を選択して集める

導 入
○食塩は、水にどのくらい溶けるのか予想する。
・50mlの水にとける食塩の量を予想させる。
展 開
○予想を確かめる実験の方法を考え、器具の正しい使い方を調べる。
・デジタルコンテンツを提示し、器具の扱い方を実際に練習させる。
・画像にない、食塩のはかり取りの仕方を演示し練習させる。
○一定量の水に溶ける食塩の量を調べる実験をし、結果を記録する。
・食塩は、計量スプーンに1杯ずつ溶かし、完全に溶けてから次の1杯を入れさせる。
初めは50mlの水に食塩を溶かし、溶け残りが出たら、水の量を倍の100mlにして、同様の実験を行う。
まとめ
○実験結果から考えられる食塩が水に溶けるときのきまりをワークシートにかく。
○考察したことを話し合って、考えをまとめる。
○実験器具の正しい使い方について、器具のぺープサートを作成し、再び提示できるようにする。あるいは、黒板に貼ってもよい。実験中、常に児童が見られるようにする。

 【理科 実験・観察集】〔実験器具の使い方〕 ガラス器具の使い方/ガラス棒
【ガラス棒】 画像には表れていない、よい方を教師が演示して注意を促すことも必要。
 【理科 実験・観察集】〔実験器具の使い方〕 計測用器具の使い方/メスシリンダー
【メスシリンダー】 使い終わったときの洗い方や片付け方について、学校の実態に応じて説明することも必要。
 【理科 実験・観察集】〔実験器具の使い方〕 計測用器具の使い方/こまごめピペット
【こまごめピペット】 先端が欠けている場合、正確な計測ができないことも伝える。
 【理科 実験・観察集】〔実験べからず集〕 器具の扱い/こまごめピペット
【こまごめピペット】 壊れやすい器具なので、丁寧に扱うことを伝える。