生活に役立つものをつくろう  
小学校 家庭科 6年 8時間 東京書籍
●生活を振り返り、「生活に役立つ布製品」の製作の仕方を考え、製作計画に沿って主体的に製作活動を進める。
●製作過程で、縫い方などでわからないことが生じたら、製作計画や制作活動の中でインターネットを使って調べていく。

  ●学習のねらい
・進んで縫い方などを調べながら、生活に役立つもの(布製品)を製作していく。

  ●情報の活用
a3-050: 相手の意見を理解して質疑応答ができる
d3-010: 目的を考え、情報を選択して集める
e3-020: 課題解決に必要な不足情報に気づき、さらに情報を収集・整理する

STEP1   1 時間
○「生活に役立つ布製品」の製作計画を立てる。
・製作の手順や縫い方など、教科書ではよく分からないところを動画で調べたり確認したりしながら、計画を立てていくようにする。
・製作に必要な情報を動画で得られるように、リンク集を作っておく。
STEP2   6 時間
○製作計画に基づいて、個々に制作活動を進めていく。
○製作過程において、分からないことや問題点が生じたら、まず自力で解決できるようにインターネットを活用していく。                
・それぞれに製作過程で生じた問題に対して教師が一人で対応することは難しいので、各自の製作進度に合わせて問題解決を進められるように、予めインターネットの動画集を作り活用できるようにしておく。
STEP3   1 時間
○できあがった作品をもちより、工夫したところや良さ・製作過程中での苦労や問題点とその解決方法などを発表する。
・友達の感想を聴きながら、自分の思いや願いをもって完成させてことに充実感をもつ。
・製作計画に基づいて、見通しをもって製作活動を進めたか、振り返る。
 
○技能面で個人差があるにもかかわらず、教師がリアルタイムで十分に支援できないこともある。子ども一人一人が自主的に製作活動を進めていけるよう、デジタルコンテンツの動画集を利用していく。予め、「お助けsosコーナー」として、どんな内容があるかを紹介しておく。

 【家庭科】〔裁縫の基本〕 しるしのつけ方/へらの使い方
【へらの使い方】 布に型紙をおいて、しるしをつけ方分かる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 しつけの仕方・布地の切り方/しつけ
【しつけ】 しつけとは、布をミシンで縫い合わせる前に、布がずれないように糸で仮に縫って止めておくことで、その時のコツが分かる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 縫いしろ・折りしろの始末/袋縫い
【袋縫い】 布の切り口の始末の仕方が分かる。枕カバーなどの製作時の支援の一つになる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 ミシンのかけ方/縫うときの姿勢
【縫うときの姿勢】 個々の作業に合わせて、5年時に既習したミシン使い方を復習できる。