さまざまな情報を役立てよう(神奈川沖浪裏)
中学校 国語 2年 3時間 東京書籍
●「神奈川沖浪裏」の絵の紹介文を簡単にまとめて発表する
●教科書を読んで内容を大まかにつかむ
・新出漢字をまとめる。
・辞書で語句調べをする
●「神奈川沖浪裏」について、筆者の見方をまとめる

  ●学習のねらい
・さまざまな文章から情報を読み取り、自分の表現に役立てる

  ●情報の活用
d2-040: 印刷物・放送・ビデオなどのメディアから情報を集める
d3-010: 目的を考え、情報を選択して集める
e2-040: 相手に伝えるために、資料を作成する
f2-010: まとめたことをみんなの前で話す

STEP1   1 時間
○「神奈川沖浪裏」の絵を、この絵を知らない人に紹介するという設定で簡単な紹介文を書く
○まとめた紹介文を発表する
・教育用画像集の中から【復刻浮世絵紹介】をプロジェクターで投影する
・友達の発表を聞いて、自分との違いやよい点を学ばせたい
STEP2   1 時間
○教科書を読んで内容を大まかにつかむ
・新出漢字をまとめる。
・辞書で語句調べをする
・大事だと思われる箇所に線を引かせる
・新出漢字はノートにまとめる
・語句調べは、副教材のワークなどを活用する
STEP3   1 時間
○「神奈川沖浪裏」について、筆者の見方をノートにまとめる
・大波、小舟、人々、富士山、音など、筆者の意見をまとめる視点を示すとよい
・時間があれば、自分の見方と筆者のものの見方を比較し、感想などを書かせたい
 
○学習の導入段階で、教育用画像集【復刻浮世絵紹介】の「神奈川沖浪裏」の絵を、プロジェクターで大きく投影する。
○紹介文を発表する際にも投影することで、絵図を指し示しながらの効果的な発表につながると思われる。

●【匠の技と心】〔その他〕 浮世絵木版画技術(浮世絵木版画彫摺技術保存協会)/復刻浮世絵紹介
【復刻浮世絵紹介】 富嶽三十六景の一枚である。導入時の学習でプロジェクターで投影する