台風と天気の変化
小学校 理科 5年 3時間 東京書籍
●台風による天気の変化と災害について、これまでの経験や資料をもとに話し合う。
●写真資料を見て、台風の進み方と天気の変化について調べる。
●日本付近を通過する台風の時期とおよその進路の傾向について、資料を見て知る。
●台風によってもたらされる天気の変化や災害例について、資料をもとに調べる。

  ●学習のねらい
・台風による天気の変化と災害の様子に興味をもち、進んで資料などを調べようとする。
・資料をもとに、台風の進路と天気の変化との関係について考えることができる。
・台風の中心の位置を雲写真から読み取り、時間の経過によって移動する中心の位置を結んで、台風の進路を読み取る。
・台風は、夏から秋にかけて日本付近を通過することがあり、強風や大雨によって災害がもたらされる場合があることを理解する。

  ●情報の活用
d3-010: 目的を考え、情報を選択して集める
e3-020: 課題解決に必要な不足情報に気づき、さらに情報を収集・整理する

STEP1   1 時間
○台風による天気の変化と災害について、これまでの経験や資料をもとに話し合う。
・台風に関する新聞の切り抜き記事、新聞・テレビ・インターネットによる台風に関する気象情報、デジタルコンテンツを準備する。
STEP2   1 時間
○写真資料を見て、台風の進み方と天気の変化について調べる。
・台風に関するテレビの天気予報番組を収録したビデオ、デジタルコンテンツを準備する。
STEP3   1 時間
○台風によってもたらされる天気の変化や災害例について、資料をもとに調べる。
・台風による災害に関する新聞記事・映像資料(デジタルコンテンツ)を準備する。
 
○導入場面で台風の写真を見せることで、興味を喚起し、学習の意欲を持続させる。
○デジタルコンテンツはそのまま資料とし活用する。STEPの冒頭で子どもに提示し、デジタルコンテンツでは分からないことを、他の図書資料やWebページで収集させるとよい。

●【自然現象】〔気象〕 台風/気象衛星の台風の写真
【気象衛星の台風の写真】 台風の全体像をつかむことができ、北半球では、反時計周りに渦が巻いていること、進行方向前面の雲が発達している様子を理解するのに役立つ。
 【自然現象】〔気象〕 台風/気象衛星の台風連続写真
【気象衛星の台風連続写真】 台風は、北半球では、反時計周りに渦が巻いていることを理解することができる。
 【自然現象】〔気象〕 台風/台風の風景(岸壁、ゆれる樹木)
【台風の風景(岸壁、ゆれる樹木)】 台風によってもたらされる強い風と雨による、海上、道路の様子(被害)を理解することができる。
●【自然現象】〔気象〕 台風/台風の断面図(CGテロップ 有)
【台風の断面図(CGテロップ 有)】 台風が断面図で示されており、中心部の台風の目のことを理解するのに役立つ。