見つめよう わたしの衣生活
小学校 家庭 5年 16時間 東京書籍
●衣服をなぜ着るのか、目的に応じてどのような着方をしたらよいのかを生活場面に即して考え、健康で気持ちのよい生活をするために賢く衣服を選ぶ。
●衣生活にかかわって、手縫いを取り上げ、布と布を縫い合わせる技能を身に付ける。

  ●学習のねらい
・衣服のはたらきを知って、健康で気持ちのよい衣生活を送ろうとする。
・目的に応じた衣服の着方が分かり、工夫する。
・衣生活に必要な裁縫道具の扱い方が分かり、縫い方の基礎的な技能を身に付けることができる。
・衣服のはたらきや着方を知って、大切に着ていくための手入れのしかたを理解する。

  ●情報の活用
a3-050: 相手の意見を理解して質疑応答ができる
d3-010: 目的を考え、情報を選択して集める
e3-020: 課題解決に必要な不足情報に気づき、さらに情報を収集・整理する

STEP1   4 時間
○衣服の観察を通して、衣服のはたらきについて考える。
○生活場面や活動内容によって衣服を着替えていることから、目的に応じた衣服の選び方や着方について話し合う。
・普段着ている服を見たり触ったりして観察する。
・活動場面(朝・昼・夜)と衣服のつながり気付くようにする。
STEP2   6 時間
○裁縫道具の安全な扱い方を知って、玉結び・玉どめ・ボタン付けをする。
○基礎的な技能を生かして、簡単な小物を作る。
・裁縫道具は個人もちとし、管理の仕方に責任をもたせるようにする。
・玉結びのしていない糸のついた針で布を縫う様子を見せる。
・布の表側や裏側の糸のわたり方、縫い目の様子を見て考えるようにする。
・製作手順を書いたカードを提示し、製作の見通しをもつようにする。
STEP3   2 時間
○衣服の汚れ調べをして、大切に着ていくための方法について話し合う。
・洗える服と洗えない服があることに気付き、品質表示を読み取ることの必要性を感じるようにする。
・前もって汚した布と汚れたての布を洗い、早く洗うと汚れが取れていくことを実験を通して捉えさせる。
STEP4   4 時間
○上手な洗濯の方法を調べて計画を立てる。
○洗濯の実習を通し、家庭での実践に結び付けていく。
・自分の洗濯物を用意し、繊維の種類、洗い方、絞り方、干し方を調べ、布地に合った洗濯の実習ができるようにする。
○針と糸に触れたことのない児童が多いので、初歩的な縫い方の技能を習得するために、デジタルコンテンツを利用し、用具の扱い方が分かるようにする。
○学習を進める中で確認できるよう、画像を拡大して、掲示しておく。

 【家庭科】〔裁縫の基本〕 手縫いの仕方/玉結びの作り方
【玉結びの作り方】 玉結びをするときの、指の動きや糸の回し方に着目できる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 手縫いの仕方/玉止めの作り方
【玉止めの作り方】 玉止めをするときの、指の動きや糸の回し方に着目できる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 手縫いの仕方/並縫い
【並縫い】 針の進めたかを知ることができる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 手縫いの仕方/半返し縫い
【半返し縫い】 針の進めたかを知ることができる。
 【家庭科】〔裁縫の基本〕 手縫いの仕方/本返し縫い
【本返し縫い】 針の進めたかを知ることができる。