焼き物のさかんな町 備前市
小学校 社会 4年 1時間

   ◆学習のねらい ・備前焼についての概要をつかみ、備前市の様子を調べることができる。

   ◆情報の活用 d3-020: 身近なことがらから課題を見つけ、課題解決のための情報を収集する

導 入
○課題をつかむ
≪備前市について調べる≫

●【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/備前の街並
☆インターネットを利用し,備前焼作りをバーチャル体験することにより,備前焼のできるまでのあらましをつかみやすくする。
展 開
○備前市について調べる

●【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/紹介画像一覧
☆静止画や動画のコンテンツを活用して備前焼ができるまでを調べ,まとめる。
まとめ
○調べたことを発表する

☆静止画や動画をスクリーンに投影して,分かったことを発表する。

●【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/轆轤(ろくろ)成形
備前焼の陶土は、「ヒヨセ」という地元の田の底土を用いる。轆轤(ろくろ)成形では、美しい造形をつくるだけでなく、長期間焼成するため、よく引き締めて強靱な素地(きじ)にする。
 【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/加飾
成形の仕上がった器に竹篦(へら)を用いて文様を施す。あくまでも素朴な備前らしく、シンプルな線描を入れる程度。この後、器はよく乾燥させる。
 【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/火入れ
窯詰めが済んで、焚き口を塞ぐ。窯に火を入れたあと、工房の人達は窯の前に揃い、柏手を打って乾杯し、焼成の成功を祈念する。
 【匠の技と心】〔陶芸〕 備前焼(山本陶秀)/炭入れ
焼成は15〜18日間。10日過ぎには追い焚きに入り1200度を越す高温まで上げる。16日目には炭を窯に入れ、炭素によって器の窯変が一気に進む。