各地で王が国をおさめる
小学校 社会 6年 1時間 東京書籍

   ◆学習のねらい ・米づくりでむらができたあと、豊かなむらの指導者は豪族となり、さらに王となって国を治めていった様子をつかむことができる。

   ◆情報の活用 d2-040: 印刷物・放送・ビデオなどのメディアから情報を集める

導 入
●課題をつかむ
≪米作りによって、村の様子はどのように変わったのだろう≫

●【吉野ヶ里遺跡(弥生時代)】〔お墓(甕棺墓)〕 出土人骨・毛髪/矢尻の刺さった人骨
☆矢じりの刺さった人骨の写真から,当時の世の中がどんな様子だったのかを話し合う。
展 開
●課題について調べる

 【調べてみよう! 日本人のくらし】〔弥生時代〕 衣服/卑弥呼の服(青):弥生時代
☆米作りによって富の集積が起こり,むら同士,くに同士の争いが起こった様子や女王「卑弥呼」のような強大な王が現れたことを,資料集やディジタルコンテンツから調べる。
☆教科書から,むらから小さなくにが形作られていく様子を知る。
まとめ
●調べたことを発表する

☆静止画や動画から,むらの様子について発表し,まとめとする。

 【調べてみよう! 日本人のくらし】〔弥生時代〕 衣服/弥生の人々の服(女性):弥生時代
「魏志」倭人伝(「ぎし」わじんでん)によると,女性は2枚の布をはぎ合わせて,幅広い布のようにし,そこから頭を出して着ていた。撮影協力:酒野晶子
 【調べてみよう! 日本人のくらし】〔弥生時代〕 衣服/卑弥呼の服(白):弥生時代
「魏志」倭人伝(「ぎし」わじんでん)は卑弥呼の服についてはふれていない。この卑弥呼の服装は,国産の絹などの素材で服をつくり,中国からもたらされた高級なおびをつけて再現した。卑弥呼はこのような服を着て,人々に力を見せつけたのだろう。協力:大阪府立弥生文化博物館