1404 メモリのしくみ
メモリ(DRAM)の構造

メモリ(DRAM)は、簡単な構造を縦横に並べた構造をしています。1つの回路(セル)は、電圧をかけると開くコックと電荷をためておけるタンクに例えられます。1つのセルで1ビット(0か1)の情報を記憶し、電荷がたまっていれば1、電荷がたまっていなければ0を表します。このセルを格子状に並べ、縦横の配線によって任意のセルのビット情報を読み書きしています。

  
書き込みのしくみ

メモリ(DRAM)を構成する1つの回路(セル)に1を書き込むには、タンクにつながった電線に電圧をかけた状態でコックを開き、タンクに電荷をためます(元々タンクに電荷がたまっているときにはそのままとなります)。0を書き込むには、タンクにつながった電線に電圧をかけずにコックを開き、タンクの中の電荷を出します(元々タンクが空の時はそのままとなります)。

  
読み出しのしくみ

タンクに電荷がたまっているかいないかで1か0かを判断します。コックを開いて、電荷が流れ出れば「1」流れでなければ「0」と分かります。

  
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