1510 CD-ROM / DVD ドライブの構造
CD-ROM/DVDディスクの構造

CDとDVDドライブは、ディスクをスピンドルモータで回転させて、光学式ピックアップでディスクに記録されたデータを読み出します。ピックアップはディスクに対して半径方向に移動するので、ディスクの情報を読み出せます。ドライブの構造はCDとDVDで基本的に同じですが、DVDの方が記録密度が高く、基板の厚さがCDの半分なので、それにあわせてレンズなどの設計が異なります。

CDとDVDドライブのピックアップの構造

レーザ発振器から発射したレーザ光を、レンズで集光してディスクの記録面に当て、その反射光を光センサで捕らえます。記録面の、ピットのない部分は反射率が高いので強いレーザ光が検出されます。ピットの部分では乱反射がおこるために弱いレーザ光が検出されます。

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