教員のための情報教育FAQ

登録番号:C02-028  B5:情報活用(表現)力の育成

Q. 紙芝居の活動について、詳しく教えてください。

A. 普通の紙芝居もありますが、コンピュータを利用したスライドショーもあります。


情報担当教諭:
 紙芝居は、1枚ずつ絵を見せながら、演じ手が語って進めるパフォーマンスです。低学年の児童でも可能な活動と言えます。実行するときは、相手の反応を見ながら間合いは測りますが、頻繁な双方向のやり取りは行いません。
A子先生:
 ストーリーを考えて、一枚一枚絵を描くとなると、なかなか時間がかかりそうですね。
情報担当教諭:
 ストーリーを作る、セリフを考える、絵を描く などの作業を、友達と一緒に行うようにすると、互いに刺激されて、創造性や協働性が発揮されやすくなります。
A子先生:
 なるほど… 互いの刺激でより力が発揮されるというわけですね。
 シナリオを考えたり、練習をしたりするところが、難しそうですが…
情報担当教諭:
 作った紙芝居を写真に撮り、フォトビュアーやプレゼンテーションソフトのスライドショー機能を使って画面を見ながら、セリフやストーリーを考えることもできます。繰り返し練習して、完成度の高い紙芝居を作ることができますよ。
A子先生:
 ICTを活用して練習ですか。それだと楽しみながら、考えることに集中できそうですね。
情報担当教諭:
 一枚一枚の絵を手で描くのではなく、コンピュータを使って作成することもできます。写真やイラストは、デジタル情報ですからコピーが簡単ですし、画像の編集も可能です。
 プレゼンテーションソフトを使えば、アニメーション機能で表現を工夫することもできます。
A子先生:
 子どもたちのイメージも膨らみそうですね。

理解度CHECK!

以下の内容について、正しいと思うものにチェックしましょう。
 


紙芝居では、物語の展開を創造的に理解することがもとめられるので、よい題材、有名なお話を取り上げるようにする。
ストーリーを作る、セリフを考える、などの作業は、多大の時間がかかるため、ICTを活用して時間短縮をはかるとよい。
スライドショー機能を使うことで、表現を工夫するとともに効率化をはかることができる。

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