最新更新日:2025年3月
2019年度よりICT支援員上級認定が加わり、制度が変わりました。以下は、新しい制度をもとに解答されています。
Q. 2019年度より始まったICT支援員上級認定について教えてください。
ICT支援員上級は、ICT支援員認定者のうち、実績面、能力面で特に優秀と認められた方に認定される新しい制度です。偶数年の春に、有資格者のうちの受験を希望する者に対して、C領域(問題解決・コミュニケーション能力・マネージメント能力)に関する実践的課題と面接試験が課され、合格者にはICT支援員上級が認定されます。有資格者とは、ICT支援員認定後4年以内(試験が実施されなかった翌年は5年以内)であること、AB領域とも高得点で合格していること、2年以上の実務経験あること、の3つの条件を満たす方です。「AB領域とも高得点で合格している」かどうかは、ICT支援員認定合格時に本人に通知されることになっています。
Q. ICT支援員上級はITCE2級に包括されるような資格でしょうか?
まったく別系統の試験です。ICT支援員上級は、ICT支援員認定試験のC領域の試験と位置付けられており、A領域・B領域の高得点を取得した者が受験資格を持つ認定試験です。
Q. ICT支援員上級認定試験の受験資格に必要な「教育現場等でのICT支援に関連する実務経験」を具体的に例示してください。
これまでの数年間において、学校やその他の教育施設で、ICT支援員としての実務を行ってきたかどうか(申請時の自己申告)を問うています。勤務としてではなくボランティアで行ってきた場合なども含まれますが、その内容が十分であったかどうかは、受験時に評価されます。そのため、何らかの関連経験がある人には受験資格があります。
Q. ICT支援員上級認定試験の受験資格ですが、支援員の資格取得時に高得点合格をしていない場合は、支援員認定試験を再受験をして高得点を取得する必要があるということですか?
はい、その通りです。上級認定試験は、ICT支援員認定試験のAB領域受験のC領域の試験として継続的に扱われています。 ICT支援員資格取得時にAB領域で高得点合格した方には、C領域の受験資格があることを、その時点でお伝えしています。