ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験

 

2級1次 過去問題(10年間)


※本Webページは「教育情報化コーディネータ検定試験研究会」のメンバーによって作成されたものです。
「答えと正答率を見る」ボタンの内容は、参考資料としての例であるとお考えください。 時代の変化により、正解が変わるものもありますし、価値判断を問うている問題については、正解はなく選択肢に重みをつけて採点されている場合があるようです。
なお、配点については公開されておりませんが、正答率は、認定委員会に示された得点率(選択肢に重みをつけて採点されている問題の場合を配慮して、正答率ではなく得点率と呼んでいる)を記載しています。

【問題 2016-C01】(制限時間 180秒)    

 以下の独立行政法人 情報処理推進機構(IPA:Information-technology Promotion Agency)のサービスや活動についての説明のうち『正しいものすべてを選び』チェックしなさい。

1. 異体字を含む明朝とゴシックのフォントを無償配布している。
2. 動画を含む17,000点以上の教育用画像素材集を無料で公開している。
3. ITパスポート試験をはじめとする情報処理技術者試験を実施している。
4. ネット上での個人情報保護体制を整備した事業者を認定するプライバシーマーク制度を運営している。
5. セキュリティに関する情報を収集・発信し,「情報セキュリティ白書」を発行している。

 

【問題 2016-C02】(制限時間 180秒)    

 平成27年9月に航空法の一部が改正され、平成27年12月10日からドローンやラジコン機等の無人航空機の飛行ルールが新たに導入されることとなった。その内容について正しいものを【すべて選び】チェックしなさい。

1. ここでいう無人航空機は、200g未満の重量(機体本体の重量とバッテリーの重量の合計)のものは除かれている。
2. 成田空港および羽田空港の周辺の空域は、空港から半径10kmの範囲内については、飛行許可が必要である。
3. 国土交通省が定める人口集中地区の上空で無人航空機を飛行させる場合は、あらかじめ飛行許可を受ける必要がある。
4. 飛行させる場所に関わらず、「人(第三者)又は物件(第三者の建物、自動車など)との間に30m以上の距離を保って飛行させること」となっている。

 

【問題 2016-C03】(制限時間 180秒)    

 以下の説明が正しくなるように,適切なものを選択しなさい。

 ・無線LANルーターは,MIMO()という技術を使うことで通信速度が2000メガbps()を超える製品も登場している。その性能を生かすためには,有線LANがGbE()に対応している必要がある。

 ・ネットワークケーブルを扱う機器の差し込み口(ポート)は,送受信で配線が逆になるように割り当てるため,端子が2種類になっている。パソコン本体に付いているポートはであり,ここと通信できるように配線が逆になっているものがハブなどに使われるである。

 

【問題 2016-C04】(制限時間 180秒)    

 「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」平成27年度速報値が平成28年8月に文部科学省から公表された。以下の説明の【適切と思われる数値】を、選択肢の中から選びなさい。


1. 教員の校務用コンピュータ整備率の平均値(1人1台の場合100%)は、およそ%である。
2. 生徒用コンピュータの増加に伴い、1台当たりの児童生徒数の平均は毎年減り続けており、現在は人に1台である。
3. 普通教室のLAN整備率は平均87.7%であるが、無線LAN整備率の平均はおよそ%である。
4. 「教育用コンピュータのうちタブレット型コンピュータ台数」は、この2年間で以上に増加した。
5. 電子黒板の整備台数は増加し、%以上の学校に整備されている。

 

【問題 2016-C05】(制限時間 180秒)    

 以下の文章が正しくなるように【適切な語句】を、選択肢の中から選びなさい。

ドメイン名システム(Domain Name System)はインターネットで用いられる名前解決システムである。DNSはドメイン名、タイプ、クラスの組をキーとするデータベースであり、タイプごとに決められた形式の値を保持する。キーと値の組をと呼ぶ。タイプには、IPv4アドレスを示す A レコードや、IPv6アドレスを示すレコード、委任情報を示す NS レコード、別名変換での正式名を示すレコード、メールサーバ情報を示すレコードなどがある。

 

【問題 2016-C06】(制限時間 180秒)    

 ビデオカメラも一眼レフカメラも性能が上がり,どちらも動画撮影時に4Kに対応した製品が登場している。

 一眼レフカメラの動画撮影機能を使うと1回の録画時間分未満に制限されていることがあるので,学校行事を撮影する場合は,注意が必要である。撮影した4K動画は,フルハイビジョンのテレビに接続して再生する場合は,自動的にカメラ本体が映像をしてくれる。4Kで録画されたファイル形式はとなることが多い。

 パソコンで動画を編集する場合は,編集用の中間ファイルを作るソフトウェアが多いが,中間ファイルの作成時間は(環境にもよるが)およそ実時間程度で行える。元の4Kファイル形式に再圧縮するには,(環境にもよるが)およそ実時間程度かかる。

 

【問題 2016-C07】(制限時間 180秒)    

 
 近年パソコン本体の小型化が進み,複数の入出力端子は集約される方向にある。以下は,その中でも今後主流となると考えられるUSB 3.1 Type-C 規格の特徴を説明したものである(図はその規格のコネクタを参考として示したもの)。
 パソコンと周辺機器をつなぐときの以下の説明のうち【正しいものすべてを選び】チェックしなさい。

1.本規格は,形状を変換するコネクタを使えば,UltraATA/133端子が付いたハードディスクと直接接続することができる。
2.本規格は,形状を変換するコネクタを使えば,HDMI端子が付いたディスプレイと直接接続することができる。
3.本規格は,Thunderbolt 3対応の周辺機器と直接接続することができる。
4.本規格は,形状を変換するコネクタを使えば,DisplayPort端子が付いたディスプレイと直接接続することができる。
5.本規格は,対応周辺機器から逆にパソコン本体に電力を供給することができる。

 

【問題 2016-C08】(制限時間 180秒)    

 以下の暗号方式のうち、2016年8月末時点でセキュリティ上の【脆弱性が発見あるいは警告されているもの】を、すべて選び、チェックしなさい。

1.MD5 : 128ビットの値を生成するハッシュ関数の一つ
2.SHA1: SHA1は、160ビット(20バイト)のハッシュ値を生成する。
3.SHA256:256ビットのハッシュ値を算出することができるハッシュ関数
4.RC4 : 秘密鍵暗号方式。DESと比較して高速。
5.AES : 鍵長として128、192、256bitが利用可能な共通鍵ブロック暗号
6.SSL3.0 : ネットワーク上の通信で使う暗号化プロトコル

 

【問題 2016-C09】(制限時間 180秒)    

 安全対策には,フェイルセーフ(Fail Safe)と,フールプルーフ(Fool proof),フェイルソフト(Fail Soft)という考え方がある。
以下の例は,どの考え方に基づいてか選びなさい。

1.コンピュータが予期せず終了する前に,自動的にバックアップを取る機能。
2.プラスとマイナスを逆にすると電池が入らないボックス。
3.保存せずに終了しようとすると,保存するかどうかのメッセージが表示されるソフトの機能。
4.コンピュータ上のファイルが壊れた時,書き込みができなくなる機能。
5.大型飛行機で使われているエンジン。

 

【問題 2016-C10】(制限時間 180秒)    

 Webセキュリティ通信(HTTPS)の説明が【正しくなるように】単語を選択しなさい。。

当初インターネット上の通信文は暗号化されていなかったため、商取引に利用するためネットスケープ社がを開発したところデファクトスタンダードになった。最新バージョンの(ア)と基本的仕組みが同じが(イ)化されたが(ア)も並行して利用されてきた。しかし,2014年に脆弱性が発見され、(ア)の利用禁止を求める(イ)がリリースされた。そのため携帯電話やスマホの一部ではHTTPS通信できない機種がある。

 

【問題 2016-C11】(制限時間 180秒)    

 次の文章が正しくなるよう、適切なものを選択肢の中から選びなさい。

  1. インストラクショナルデザインによく用いられるADDIEモデルは、Analyze、Design、Develop、、Evaluateの頭文字を取ったものである。

  2. コンピュータ適応型テスト(CAT)とは、受験者の応答によってコンピュータから出題される問題が変わるテスト法であり、CATはの略である。

  3. 継続的な学習活動による学習成果物や、学習履歴データなどをまとめたものはと呼ばれる。もともとは英語で「紙ばさみ」という意味である。

  4. B・ブルームは、教育評価を、診断的評価、、総括的評価の3つに分けて考察し、完全習得学習を提唱した。


 

【問題 2016-C12】(制限時間 240秒)    

 ある学校の図書館を利用している人について調査してみたところ、次のことがわかりました。

 ・パソコンを持っている人と、パソコンを持っていない人がいた。
 ・女性は、全員がパソコンを持っていた。
 ・メガネをかけた人は、全員がパソコンを持っていた。

次の選択肢について、上のことから【必ずそういえるもの】を、すべてチェックしなさい。

1.パソコンを持っている人は、女性かメガネをかけている。
2.メガネをかけていない人は、パソコンを持っていない。
3.パソコンを持っていない人は、メガネをかけていない。
4.メガネをかけている女性はいない。
5.パソコンを持っていない人は、男性である。

 

【問題 2016-C13】(制限時間 240秒)    

 以下の項目で【最も適切と思うもの】を,選択肢から選びなさい。

 学校の予算が不十分でも,家庭の協力のもとでBYOD方式によりタブレット端末を教育に導入することができる。学校でBYODを導入する場合の課題には次のようなものがあげられる。
 1)デバイスの選択が自由であると,は大きな課題となる。これについては,端末やソフトウェアのバージョンが異なる場合を考慮しなければならない。最低限でも,Webブラウザが使用できることを持ち込み機種の条件として指定し,運用している例もある。
 2)モバイル端末には無線LANが不可欠だが,ワイヤレス通信のが課題となる。帯域の輻輳のために通信ができないと授業に支障があるため,十分な性能の無線LAN環境を導入する必要がある。
 3)そもそもBYODでは、であるが、児童生徒への指導を怠ると,ゲーム,SNSなどのアプリを導入し,ウイルス感染の危険があるほか,学習時間の減少,人間関係トラブルの温床となる可能性がある。
 4)学校が購入したアプリケーションソフトを端末に導入する際は「貸与」の形態で行うことも考えられる。そのためには,適切なを行うシステム上の対応がなければ,無償ソフトのみに使用が限定されるなどの制約もある。
 5)平常時の使い勝手とともに,異常事態の場合に何が起こり得て,どのように対策するかもシステム導入時に十分に検討しておかなければならない。

 

【問題 2016-C14】(制限時間 180秒)    

 次の文章について、正しいものを選択肢から選びなさい。

 いわゆる"理振"は、小・中・高等学校等において、理科、算数・数学の教育に必要な設備を整備するために必要な経費を、国が補助する制度である。に基づいて、理科教育等設備整備費が補助され、補助率は原則として設備購入経費のである。
 "産振"は、国庫補助金で、高等学校(中等教育学校の後期課程を含む)が、産業教育のための施設・設備を整備する場合に、これに要する経費の一部を補助することにより産業教育の振興の円滑な実施に資することを目的とするもので、補助率は、"理振"とは異なり、原則としてである。農業・商業・工業などの専門学科を設置している学校のほか、一定の条件を満たせば普通科の学校でも利用できる。
 いずれの補助制度でも、対象事業の事業費にはがある。
 なお、理振・産振の補助率は一部地域では異なる場合がある。

 

 

【問題 2016-C15】(制限時間 180秒)    

 M市立M中学校では、生徒を対象に、ICT技術手段の利活用に関するルールの在り方を検討しています。以下の(1)~(4)の項目について、文部科学省や警察庁の考え方に基づいて、助言すべき内容をそれぞれ A~Dの類型から選び、答えなさい。

類型 A:学校でも家庭でも原則として禁止とする。
   B:学校では原則として禁止とする。家庭では家庭の方針次第とする。
   C:学校では許可するが届け出を必要とする。
   D:ルールを設けず自由とする。

(1) 携帯電話の所持 
(2) RMT(リアルマネートレーディング) 
(3) LTE通信機能付きタブレット端末の所持 
(4) ID交換掲示板の利用 
(5) フリーメールアカウントの利用 

 

 

【問題 2016-C16】(制限時間 180秒)    

  中学生・高校生のネット利用において問題となっている事項に関して、内閣府、文部科学省、総務省、警察庁、自治体などで取り組みが進められている。次の項目のうち、【正しいものをすべて】選び、チェックしなさい。

1.コミュニティサイトに起因する犯罪被害児童の90%以上は携帯電話のフィルタリングを使っていない。
2.出会い系サイトに関連する事犯の被害児童数は平成19年の1100人から翌平成20年には724人に激減した。これは警察の取り締まり強化が主たる要因である。
3.コミュニティサイトに起因する事犯の被害児童数は、平成19年は0であったが、翌平成20年には792人に激増している。これは法改正により統計の取り方が変更されたからである。
4.ID交換掲示板に起因する事犯の被害児童数は年々増加しており、平成27年には中高生のネット利用における課題のうちトップの件数になっている。
5.青少年保護育成とその環境整備を目的とする条例は、2016年8月末現在、全国すべての都道府県で制定されている。

 

【問題 2016-C17】(制限時間 180秒)    

 「K-12 School Service Provider Pledge to Safeguard Student Privacy」(Student Privacy Pledge)には、個人情報保護の観点から適切なこと・不適切なことが述べられている。
 以下の内容のうち、個人情報を保護の観点から、【適切と考えられるものものをすべて】選び、チェックしなさい。

1. Share student personal information for Not-for-Profit Organization.
2. Build a personal profile of a student other than for supporting authorized educational/school purposes or as authorized by the parent/student.
3. Knowingly retain student personal information beyond the time period required to support the authorized educational/school purposes, or as authorized by the parent/student.
4. Collect, use, share, and retain student personal information only for purposes for which we were authorized by the educational institution/agency, teacher or the parent/student.

 

【問題 2016-C18】(制限時間 180秒)    

  高等学校学習指導要領(平成21年文部科学省告示第34号)では、通信制高校における教育課程の特例として、下記のような記述がある。
学校が、その指導計画に、各教科・科目又は特別活動について計画的かつ継続的に行われるラジオ放送、テレビ放送その他の多様なメディアを利用して行う学習を取り入れた場合で、生徒がこれらの方法により学習し、報告課題の作成等により、その成果が満足できると認められるときは、その生徒について、その各教科・科目の面接指導の時間数又は特別活動の時間数のうち、各メディアごとにそれぞれ10分の6以内の時間数を免除することができる。ただし、免除する時間数は、合わせて10分の8を超えることができない。
 この記述から示されることとして『正しいといえるもの』をすべて選び、チェックしなさい。ただし「その他の多様なメディア」とは、インターネット、通信衛星等を用いることにより、文字、音声、静止画、動画等の多様な情報を一体的に扱うものである。

1.面接指導の時間の一部を、インターネットを利用して行う学習に置き換えることができる。
2.ラジオ放送、テレビ放送と、その他のメディアを利用する学習を組み合わせることで、教科・科目の面接指導の時間をすべて免除することができる。
3.インターネットを利用して行う学習でも、レポート等による学習成果の確認が求められる。
4.インターネット利用を前提とした通信制高校でも、すべてをインターネットだけで行うことは許されていない。
5.テレビ放送のみを利用して行う学習により免除できるのは、面接指導の時間の最大で10分の8までである。

 

【問題 2016-C19】(制限時間 240秒)    

 
 上図は、2016年8月に文部科学大臣名で発表された「教育の情報化加速化プラン」の工程表の一部です。
A~Dまでの中に入る言葉で適切なものを選択しなさい。

1.
2.
3.
4.