ITCE 教育情報化コーディネータ検定試験

 

2級1次 過去問題(10年間)

※本Webページは「教育情報化コーディネータ検定試験研究会」のメンバーによって作成されたものです。
「答えと正答率を見る」ボタンの内容は、参考資料としての例であるとお考えください。 時代の変化により、正解が変わるものもありますし、価値判断を問うている問題については、正解はなく選択肢に重みをつけて採点されている場合があるようです。
なお、配点については公開されておりませんが、正答率は、認定委員会に示された得点率(選択肢に重みをつけて採点されている問題の場合を配慮して、正答率ではなく得点率と呼んでいる)を記載しています。

【問題 2018-C01】(制限時間 180秒)    

 2018年12月1日より4K・8Kテレビの実用放送が始まることを受け,教育現場でも対応を求められる場合がある。以下の説明について【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.テレビがHDR(High Dynamic Range)に対応していれば,過去に撮影した教材ビデオも高解像度で表示される。
2.4K・8K放送は地上波では行われないので,受信するには衛星用パラボラアンテナ設置やCATV契約などが必要になる。
3.4Kテレビは現行ハイビジョン(1920×1080)の4倍にあたる7680×4320ピクセルの解像度を持つ。
4.現行ハイビジョンの画像コーデックはMPEG-2であるが,4K・8KではともにH.265/HEVCという新しい画像コーデックが用いられるので,古いPC用プレーヤソフトでは再生できない。
5.4K放送の場合は品質により現在の信号ケーブルで見られる場合もあるが,8K放送では高周波対応の混合器や分配器やケーブルへの交換が必要となる。
6.4K・8Kの本放送は衛星から左旋波でも配信されるので,対応したパラボラアンテナの増設あるいは交換が必要となる。

 


【問題 2018-C02】(制限時間 180秒)    

 PCに直結して給電と外部機器の接続に使っていたUSB Type-Cケーブルと,外部ディスプレイに接続するためのMicroHDMIケーブルを紛失してしまった。USB Type-Cに関する以下のアドバイスのうち【正しいもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.Apple社のUSB Type-CをHDMIやVGAに変換するためのアダプタ「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」があれば外部ディスプレイへの出力ができます。
2.100円均一ショップで入手できるUSB Type-Cケーブルでも充電ケーブルに代用できます。
3.USB Type-Cのコネクタでも,ケーブルがUSB 3.1規格に対応していないものがあります。
4.USB 3.0から最大転送速度10Gbpsに対応していますので,3.0以降対応のケーブルなら安心です。
5.Thunderbolt 3とUSB Type-Cのコネクタ形状は同じですが,必ずしもThuderbolt 3対応機器が接続できるわけではありません。
6.USBの業界団体であるUSB-IF(USB Implementers Forum, Inc.)の認証テストを経ていなくても,ケーブルが規格を満たしていることがありますのでパッケージをよく見ましょう。

 


【問題 2018-C03】(制限時間 180秒)    

 自然災害や重大事象発生時に,「緊急地震速報」「防災情報」「Jアラート」が緊急警報として送信され,携帯電話機が鳴動する仕組みがある。これは行政機関等が実施している登録ユーザ向けに電子メールで通知するシステムとは異なる。この緊急送信に関する以下の説明について【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.緊急警報を受信するためには,携帯電話機の電源が入っている必要がある。
2.緊急警報配信エリア外では,警報が鳴らない。
3.緊急警報はETWS(Earthquake and Tsunami Warning System)という即時性を重視した仕組みを利用している。
4.地方自治体による緊急警報の「防災訓練」配信は受信しないことがある。
5.格安SIMを利用しているなど,通信契約によっては「緊急地震警報」を受信しない。
6.無線LAN専用端末でも,アプリを利用すれば受信できる場合がある。

 


【問題 2018-C04】(制限時間 180秒)    

 以下の画面キャプチャの方法の説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

・最も古くから使われているのがというキーの組み合わせである。
・Windowsアクセサリの中にあるアプリケーションソフトであるもよく使われる。
・Windows7から搭載されているを使えば,キャプチャした画面と説明を書き込んで一緒に保存することができる。
・Windows10 Anniversary Update以降であれば,通知領域のペンアイコンからWindows Inkメニュー内「画面スケッチ」を選んでもキャプチャできる
・Windows10 Creators Update以降であれば,Windowsキー+Shift+Sキーで画面の矩形選択保存ができる。
・Officeアプリケーション内から行うには,以降なら[挿入]タブ内にというボタンが用意されている。
 


【問題 2018-C05】(制限時間 150秒)    

 職員室に設置された無線LANルータ経由でインターネットや校内共有サーバを使っていたが,部屋の奥がつながりにくいため無線LANルータを1台買い増しした。すると,インターネットには接続できるが,今まで見えていた共有サーバが見えなくなった。
 原因とその対応について述べた以下の説明のうち【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.無線LAN機器が2台ともルータとして動作していたため,共有サーバとは異なるネットワークのアドレスが付与されていた。2台目をアクセスポイント・モードに切り替える。
2.共有サーバのCALなどのライセンス数をオーバーしてしまったので認証エラーとなった。追加ライセンスを購入する。
3.購入した2台目が5GHz専用モードで動いていたため,11ac対応機器でないパソコンが接続できなかった。11nなど2.4GHzにも対応したモードに切り替える。
4.2台目と1台目が同じSSIDではなかったので,セキュリティで接続が拒否されていた。2台とも同一のSSIDに変更してみる。
5. WPA2などの暗号化方式が2台それぞれで異なっていたので,セキュリティレベルの不一致で認証されなかった。2台の暗号化方式を可能な限り高いレベルで統一する。

 


【問題 2018-C06】(制限時間 180秒)    

 OSのアップデートは,学校では授業に支障が出るため一定の授業期間が過ぎるまでは保留することがある。そのためアップデートのタイミングと意義を把握していないと,適切なメンテナンスが行えない。
 以下のWindows10における説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

・大幅な改変,新機能の追加である「Feature Update」は行われ,数字が増えていく。
・新機能を含まない軽微な改良である「Quality Update」は行われ,数字が増えていく。
・セキュリティホール対策など臨時で行われる「Security Update」は数字が増えていく。
・Windows10のエディションでは,このアップデートの自動更新を設定メニューからオフにすることができなくなったので,レジストリを修正して停止させる必要がある。
 


【問題 2018-C07】(制限時間 150秒)    

 自機のWindows10のコンピュータ内に共有フォルダを作り,職員室ネットワーク内で共同利用していた。つい最近まで問題無く使えていたのに,突然アクセスできなくなったという報告があった。
 原因とその対応について述べた以下の説明のうち【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1. OS大型アップデート適用時に共有設定が変更されてしまうことがあるため,パスワード保護共有の設定を確認する。
2. OS大型アップデート適用時にSMB設定が解除されてしまうことがあるため,[SMB1.0/CIFSファイル共有のサポート]の設定を確認する。
3. OS大型アップデート適用時にローカルアカウントの資格情報に不具合が起きることがあるため,Windows資格情報に共有フォルダを設定したコンピュータ情報を追加する。
4. セキュリティソフトのアップデート時にパーソナルファイヤーウォールの設定が変更されてしまうことがあるため,セキュリティソフトのポート設定などを確認する。
5. セキュリティソフトのアップデート時に共有フォルダを不正アクセス先と見なすことがあるため,セキュリティソフトのパターンファイルの更新設定を確認する。

 


【問題 2018-C08】(制限時間 180秒)    

 下記のBTOデスクトップパソコンの仕様を見て,このパソコンに関する以下の説明について【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。

CPUintel Core i9 Processor i9-7900X 3.3GHz 10コア 20スレッド
CPUクーラーハイエンド水冷CPUクーラー[240mmラジエーター]
マザーボードX299 ATX 無線LAN対応/SLI HB-Bridge付属
メモリー64GB (16GBx4)-DDR4-2666 1.2Volt
ストレージ【NVMe】512GB -SSD M.2 (PCIEx Gen3 x4)
グラフィックスGeForce GTX 1080 Ti 11GB ×2 SLI
1.BTOとはBuild To Orderの略で受注生産という意味である。
2.CPUはクロック値に比してコア数が少ないため,日常使用でストレスを感じる場合がある。
3.水冷システムにより,空冷の場合よりもCPUの温度上昇を抑制することができる。
4.SSDはSingle Slice Driveの略で,比較的安価なハードディスクである。
5.このストレージはマザーボード上に実装されたコネクタに接続されている。
6.SLIは2枚以上のグラフィックボードを連携させてグラフィック性能を向上させる技術である。
7.このPCは高度な演算処理やグラフィックの性能を持つハイエンドパソコンである。

 


【問題 2018-C09】(制限時間 180秒)    

 ある教育機関から,500名規模のホールで,全員が同時に無線LANを使えるように整備したいとの相談があった。これに対する以下のアドバイスについて【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1. 802.11シリーズの規格上,アクセスポイント1台に対し一度にアクセスできる端末数は50台が上限なので,最低限10台のアクセスポイントが必要になります。
2. アクセスポイントを制御するためのコントローラは,この規模では必要になるので予算化しておく必要があります。
3.電波は円形に広がるので,天井にアクセスポイントを円形になるように設置するのがよいでしょう。
4. ビームフォーミング機能を使えば,電波は楕円状にも放射できるので,変形ホールにも対応できます。
5.500名の同時利用を考えるならば,電波の輻輳を防ぐため2.4GHz帯と5GHz帯を交互に設置するのがよいでしょう。
6. 費用面で考えると,2.4GHz帯の802.11nに対応の安価なアクセスポイントを50台設置するのがよいでしょう。
7. 高価なアクセスポイントを1台設置し,エクステンダーを50台設置するのがよいでしょう。

 


【問題 2018-C10】(制限時間 180秒)    

 以下の説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

を,世界を変える発明・イノベーションや,目を見張るような現場のカイゼンや,気の利いた新サービスなどへの最初の一歩に変えることは,「50センチ革命」と呼ばれている。
・「Science」「Technology」「Engineering」「Mathematics」の頭文字をとって「STEM」という。ここにもう一つの大切な領域を加えたものが「STEAM」である。「STEAM」の「A」は「」を表している。
・ビッグデータやAI等を活用して,学習者に適した学習教材を提供する仕組みをという。
・インターネット上に公開されたデジタル教材や講義動画をもとにオープンにオンラインで学習ができる講座は,と呼ばれている。
・AI,ビッグデータ,IoT,ロボティクス等の先端技術が高度化してあらゆる産業や社会生活に取り入れられ,社会の在り方そのものが「非連続的」と言えるほど劇的に変わることを示唆することを俗にと呼ぶ。
 


【問題 2018-C11】(制限時間 180秒)    

 以下の説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

 1960年代,数学者で心理学者でもあるパパートは,子どもが問題をよりよく考えたり解いたりできるツールを作ることを目的として(ア)を開発した。このプログラミング言語ではによって多角形を描くことができ,repeat 3 [ forward 100 ] と命令すると,正三角形を描くことができる。
 1992年からの学習指導要領では,この(ア)は,と並んで,プログラミング言語として取り上げられたが,三角形を描くために指定するこの角度(数値)が小学校の5年生「多角形の性質」で最初に教わる「内角」とは異なるため,教科の中で教えることに抵抗があるとしてうまく受け入れらなかったといういきさつがある。
 2017年度に公示された小学校学習指導要領では,小学校でためのプログラミング体験を,教科の中で行うよう記載されているが,子どもの発達段階や教科の内容,に配慮しつつ展開することが求められる。
 


【問題 2018-C12】(制限時間 180秒)    

 以下は2022年実施の学習指導要領(高等学校編)における情報科に関する説明である。以下の説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

・共通教科「情報」は科目が情報Iと情報IIに再編され,『情報I』はがもとになっている。『情報I』はである。なお,『情報II』と
・科目『情報I』は内容にが含まれたことに加え,プログラミングが必須となった。
・専門教科「情報」は12科目に再編され,「」と「メディアとサービス」という科目が新設された。
・情報の専門高校では『情報I』を設置せず,を代替科目としている。
 


【問題 2018-C13】(制限時間 180秒)    

 A中学では職員室専用のWindowsサーバと,全教職員(校長,教頭,教諭,講師,事務職員)のノートPCがLAN接続され,全教職員に個人用アカウントを発行している。またセキュリティの観点から以下のような設定になっている。

■ユーザグループ
 ・全員:全教職員
 ・管理職:校長,教頭
 ・教員:教頭,教諭,講師
 ・教職員:教諭,講師,事務職員
■アクセス権限
・全員グループのユーザは,それぞれ個人フォルダを持ち,当該ユーザのみが読み書きできる。
・全員グループのユーザは,共有フォルダ「校務フォルダ」内のデータを読み書きできる。
・教員グループのユーザは,共有フォルダ「教材フォルダ」内のデータを読み書きできる。
・管理職グループのユーザは,共有フォルダ「校務フォルダ」「教材フォルダ」と全教職員の個人フォルダ内のデータを読み書きできる。
・校長機は,管理職グループのみログイン可,USBポート利用許可が設定されている。

この設定で以下の利用の可否が【正しいもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.事務職員は,校長機を使って自分の個人フォルダのデータをUSBメモリにコピーできる。
2.教頭は,特定の教諭の個人フォルダのファイルを読み書きできる。
3.事務職員は,自分の個人フォルダのファイルを「教材フォルダ」にコピーできる。
4.教諭は,自分の個人フォルダのファイルをサーバ経由で他の教諭に渡すことができない。
5.教頭は,校長機を使って教諭の個人フォルダにあるファイルをUSBメモリにコピーできる。

 


【問題 2018-C14】(制限時間 180秒)    

 教育情報化コーディネータ(ITCE)2級に求められる行動や能力に関する以下の説明について【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.教育システムの変更にあたっては,学校等への事前調査を行い,調査結果に基づきながら検討する。
2.常に最新の情報や,技術情報を収集するとともに,学校へのシステム導入に関する成功例や失敗例の知見を持つ。
3.システムの汎用性や拡張性よりも,多機能,高性能な機器を優先して機器・システムを構成する。
4.IT企業社員であるITCEは,機能詳細を把握し運用にも責任が持てる自社製品を優先して提案する。
5.教育現場に関わることにいつも留意しながら,一時点での知識に頼ることなく,自己研鑚を続けていく。
6.市町村単位での数年単位の情報化をコーディネートして,設計・助言できる。

 


【問題 2018-C15】(制限時間 180秒)    

 2018年6月公布の著作権法改正では,デジタル教科書への対応や,環太平洋パートナーシップ協定への対応などが実施された。以下の説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。


(1)デジタル化・ネットワーク化の進展に対応した規定の整備
 ビッグデータを活用したサービス等のための著作物の利用を,許諾なく行えるようにする。

(2)教育の情報化に対応した権利制限規定等の整備(等関係)
 ICTの活用により教育の質の向上等を図るため,学校等の,教師が他人の著作物を用いて作成した教材をネットワークを通じて生徒の端末に送信する行為等について,許諾なく行えるようにする。現在は,利用の都度,個々の権利者の許諾とライセンス料の支払が必要であるが,改正後はのみとなる。

(3)環太平洋パートナーシップ協定の締結に伴う整備
 米国以外の11か国によるTPP11協定の締結に伴い,TPP11整備法が成立しTPP11協定の発効日に施行されることになった。これにより著作権の保護期間はとなるほか,海賊版販売などの著作権等侵害罪の一部がとなる。
 


【問題 2018-C16】(制限時間 150秒)    

 平成29年6月に「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律の一部を改正する法律」が可決・成立した。改正後の内容を記述した以下の文章について【正しいと考えられるもの】をすべて選び,チェックしなさい。
 なお,下記の選択肢で「販売店」は「携帯電話インターネット接続役務提供事業者と契約代理店」のことである。
1.プレゼントのため保護者が販売店で契約する場合は,使用者が青少年であることを申し出る必要はない。
2.スマートホンだけでなく,携帯電話回線を利用するタブレット端末もこの法の対象である。
3.保護者はスマートホン等を青少年が不適切に利用することで,様々な問題が生じることを特に留意する。
4.インターネット接続機器製造事業者は,フィルタリングソフトのプリインストール等,利用の容易化が義務付けられた。
5.インターネット接続機器のOS開発事業者は,開発にあたりフィルタリング有効化・容易化を考慮する必要はない。

 


【問題 2018-C17】(制限時間 180秒)    

 文部科学省が立てた「教育のICT化に向けた環境整備5か年計画」では,2018年度から2022年度までの5年間における学校でのICT環境整備の目標値をはじめとした計画が立てられている。
 普通教室におけるICT環境整備に関する2018年3月時点の数値と2022年度終了時の目標値について,以下の文章が正しくなるように【適切な数値】を選択肢の中から選びなさい。

普通教室の校内LANについて,2018年3月時点の整備率は,約%
普通教室の校内LANについて,2022年度終了時の整備率の目標値は,約100%

普通教室の無線LANについて,2018年3月時点の整備率は,約%
普通教室の無線LANについて,2022年度終了時の整備率の目標値は,約%

普通教室の電子黒板について,2018年3月時点の整備率は,約%
普通教室の大型提示装置(電子黒板を含む)について,2022年度終了時の整備率の目標値は,約%
 


【問題 2018-C18】(制限時間 180秒)    

 以下の文章は,2018年6月に公布された学校教育法の改正に関して文部科学省が発表した文書から構成したものである。説明が正しくなるように【適切な用語】を選択肢の中から選びなさい。

 2018年6月公布・2019年4月施行の改正学校教育法では,に対応し,2020年度から実施される新学習指導要領を踏まえたの視点からの授業改善や,障害等で学習困難な児童生徒の学習支援のため,必要に応じて「デジタル教科書」を通常の紙の教科書に代えて使用することができるようになった。
 従前は,小・中・高等学校等の授業では紙の教科書を使用するがあったが,「の内容を電磁的に記録した『デジタル教科書』がある場合には,通常の紙の教科書に代えて『デジタル教科書』を使用できる」こととなる。これには「において」との条件があるが,例外として,障害等により通常の紙の教科書を使用して学習することが困難な児童生徒に対し,文字の拡大や音声読み上げ等により,その学習上の困難の程度を低減させる必要がある場合には,教育課程の全部で使用できる。
 関連して,紙の教科書と同様の著作物の取り扱いを「デジタル教科書」に適用するためのの改正も行われた。
 


【問題 2018-C19】(制限時間 180秒)    

 A高校のコンピュータ室は,Windows10のパソコンが40台整備されている。来年度から業者の提供する学校向けパブリッククラウドサービスを導入し,生徒個人個人にクラウドサービスのアカウントを与え,ローカル環境にはファイルは置かないことにした。また,コンピュータ室は主に教科の授業や教員研修に利用するが、授業で使わない空いている時には生徒に自由に使わせようと考えている。
 この計画について検討している中で、コンピュータ室のPCのログオンの方法に関してさまざまな意見が出された。以下の中で、あなたが【同意できるもの】をすべて選びチェックしなさい。
1. 環境復元ソフトを入れておけば,コンピュータ室のPCのログオンに関しては,自動ログオン設定にしておいても問題はありません。
2. 自動ログオンではなく共通のローカルアカウントでログオンさせ,クラウドサービスに個別ログインさせる方法はどうでしょう。ただし,自由利用で事故があった時,利用者が特定できません。
3. コスト面で言えば,校内にRADIUS認証サーバを設けてクラウド上のLDAPサーバのアカウントを連動させた方が安く済みます。
4. セキュリティ管理がクラウド上になるので,コンピュータ室のPCには環境復元ソフトは不要でしょう。
5. 教員不在の状況で使わせるためには,コンピュータ室のPCのログオンへワンタイムパスワードの導入も検討すべきでしょう。

 


【問題 2018-C20】(制限時間 240秒)    

 
 上の英文の内容と【合致すると思うもの】をすべて選び,チェックしなさい。
1.CODE BLUE会議は,セキュリティの国際標準化についての情報交換・交流の機会を提供する国際会議の名前である。
2.CODE BLUE会議では,日本やアジア各国の研究者と,欧米のITベンダーが協力して,研究成果を世界へと発信している。
3.医療界で使われるCODE BLUE「緊急事態発生」と同様に,インターネット上のセキュリティ対策の重要な事態への対処や解決策を共に考える場が必要である。
4.インターネットの世界では,IoT(Internet of Things)の時代が到来し,扱う人のセキュリティ意識を高めることが求められている。
5.インターネット時代には,情報セキュリティの緊急事態が発生しないように,事前に世界各国の専門家・研究者を招集して,事態への対処や解決策を決定しておく必要がある。